本日現在の神通川は、水位0.57mと渇水状態が進んでおり、濁りはありません。
この「長引く渇水」の状況下で、今どこを狙うべきなのか?




神通川に通い詰めて30年以上という大ベテランの投網師から、非常に興味深いお話を伺いました。
「最近なかなか瀬で大物が掛からない…」とお悩みの友釣り師の皆様、攻略のヒントが隠されているかもしれません。
※あくまで一釣り人の視点による個人的な見解(仮説)ですが、川の性質を知り尽くしたベテランならではの説得力のあるお話です。釣行の参考にぜひご一読ください。
1. 現在、大きな鮎はどこにいる?
ベテラン投網師いわく、現在の神通川の鮎は以下のように棲み分けているようです。
- 大鮎:水深2〜3mの「深い溝(深トロやヨレ)」の石の隙間に潜んでいる
- 小〜中型鮎:深場から弾かれ、少し浅い場所にいる
鮎は強い縄張り意識を持つ魚です。一等地である「深い溝」は大きな鮎が占有しており、小さな鮎は近づくことができずに、玉石混じりの少し浅いエリアに追いやられている状況のようです。
2. なぜ瀬に出てこない?「空梅雨」がもたらした影響
今年の梅雨は、雨が非常に少ない「から梅雨」でした。記憶にある限り、まとまった増水は1回程度しかありません。
この「増水と渇水のサイクル(リセット)」が起こらなかったことで、川には以下のような影響が出ています。
- 石垢(アカ)の付きが悪い(状態が良くない)
大水で川が洗われていないため、良質な垢が付きにくく、大鮎がわざわざエサを食べに瀬に出てくる動機が薄れています。 - 鮎が瀬に登るスイッチが入らない
通常、増水から平水へ引き水になる過程で鮎は活性化し、瀬へと差し込んできますが、そのきっかけ(増水)自体が不足しています。
🎯 狙うべき最大のチャンスはいつか?
これまでの経緯と現在の「水位0.57・渇水・濁りなし」という状況を踏まえると、今後の大物狙いの最大のキーは「まとまった雨(増水)」になりそうです。
【大チャンスのタイミング】
今後、まとまった雨が降って「しっかりと増水したあと、水位が下がり、濁りが取れ始めたタイミング(引き水・澄みはじめ)」。
この時こそ、新垢を求めて、深い溝に身を潜めていた体力のある大鮎たちが一斉に瀬へと入ってくる最高のタイミングになるはずです。
おわりに
川の流れや気象条件は日々変化するため、一概にこれが正解とは言えませんが、30年以上の経験に裏打ちされたお話には確かな説得力があります。
「次のまとまった雨の引き水」は、今シーズン一番の激アツな展開になるかもしれません。そのタイミングを逃さず、ぜひ瀬の中で強烈な追いアタリを放つ大鮎を狙ってみてください!

