50歳代後半が忙しい・・・

浦島本舗を設立し、56歳の時全国の小売店を対象に卸を始める。
結果的には、青森から、九洲まで250個の得意さんを得た。卸物は、天然木のタモ、渓流タモ、磯タモ、替え網、手放し1型,浦島くん、夏の陣、原木,仕付け用ピンセット、へら用品、その他すべてオリジナル商品を揃えた。北海道から鹿の角を300本位仕入れて、そして岐阜の山の中で天然木のタモを毎年、500本位作った。それでも足らず北朝鮮からトネリコのタモを500本、大阪の民団の人を通じて新潟へつけた。次の年から入荷不可能となる。日本では、原木が不足してきたのである。
それで、数人で山へモミの原木を取りにいった。カヤはあっても細いくてタモにならない、そして県外まで出掛けモミの木を見つける、1人1日10本位、2年間で3000本位切り出し工場へ送った。原木は約100度で20時間煮て、皮をむいて、丸くして、自然乾燥させる、それが大変である。
その翌年、東京と、大阪見本市に出店する。東京は盛況であった。その時、夏の陣(引き舟)をつくる。
夏の陣は、腰に来る水の抵抗は他社製品の半分である。正に理想の引き舟である。今日まで約600台売れた。
夏の陣は45000円で高い、それでも良く売れたと思う。
その頃、携帯電話が作られた。そしてオトリ戦争にはいって行く・・・次回は全日本激流バトル編です・・・・・

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